学校長メッセージ
わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい(聖書)
- 1888年(明治21年)に創立された共愛学園は、新約聖書ヨハネによる福音書第15章12節のイエスキリストの言葉「私があなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。」を大切にしながら、130年に亘る歩みを続けてまいりました。
私共は、一人一人が神様のかたちに似せて創られ、神様に愛されている「かけがえのない存在」です。その自分を知り、自分の大切な価値に気づくことで、生きていく希望、力を与えられるのです。
共愛学園では、その一人一人に目を向け、大切にし、個々に与えられた賜物(タラント)、個性や能力を存分に伸ばし、主イエスキリストのみ姿に倣って、互いを尊重し思いやる心をもって過ごすことができるように指導いたしております。
共愛学園では、このようなキリスト教主義の教育方針を土台として、人格教育、中学・高校・大学を通した一貫教育、そして地域と世界の両方に目を向けて海外留学などを進めるグローカルな国際理解教育・英語教育を行っています。同時に音楽、美術などの芸術教育にも力を入れております。
女子教育からスタートした本学園も2001年の共学化以来男子生徒の数は年々増加しています。文化部、運動部を問わず近年の生徒達の活躍にはめざましいものがありますし、部活動だけではなく、ボランティア活動にも積極的に参加するというのも本校生徒の特徴です。
このような生徒達ですから、自らの目標を立て、その実現に向けて一歩一歩努力を重ねることで、4年生国公立大学、私立大学等への進学も、目覚ましい実績をあげております。
皆さんがこの学園で過ごす青春のひと時が、その先に待っている皆さんお一人お一人の人生のヴィジョンを開き、大いなる人生の第一歩となることを確信しております。
飽田 哲也 学校長