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聖書
- 2021.12.01
12月の聖句
学内教職員向けのメッセージです。
12月の聖句
「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心(みこころ)に適(かな)う人にあれ」
ルカによる福音書 2:14
今年もクリスマスの季節が再び訪れようとしています。昨年はコロナの影響で、礼拝堂で生徒とクリスマスの礼拝を実施することかないませんでしたが、今年は、なんとか学年ごとにでも礼拝に参加できることを願っています。今月の聖句、ユダヤの国で最も貧しく、最も卑しいとされていた羊飼いたちのところに、「あなた方のために、今日救い主がお生まれになった」との知らせが届けられた場面での天使の告げた言葉が今月の聖句です。
小さくされた者、貧しかったり、疎外されたり、傷ついた人々、そして尊厳を冒された人々のところにこそ、救いの知らせが届けられたというクリスマスのメッセージは、学園が大切にしている教育と深く結びついています。毎年実施するクリスマス献金も、私たちが受けるだけではなく、分かち合うことを学ぶ時、初めてクリスマスの意味を実践することになるという思いで行っています。ほどこしをするのではなく、小さくされた人々に寄り添う生き方の中に、本当の喜びと平和があることを、生徒たちと共に学ぶ季節となることを願っています。この大切なクリスマスの精神を学ぶ機会に、先生方のご協力、ぜひよろしくお願いいたします。 (宗教主任)