共愛学園高等学校
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10月の聖句

学内教職員向けのメッセージです。

10月の聖句

「わたしは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。」
コリントの信徒への手紙2 4:18

先生方へ、
先日の教職員研修のアンケートに目を通させていただきました。本当に多くの先生方が、研修で多くの気づきを得ることができた様子、大変感銘を受けました。
共愛学園の教育は、「キリスト教教育」というしばりの中で、どうやって教職員の皆さんとその目指すところを共通の理解として共有できるのだろうか、それをどのようにお伝えしていったらいいのだろうかということが、共愛に来て以来、自分にとっての常に抱える課題でした。時に、会議などでそれを話しても、なかなかそれが伝わったのかどうかの感触を得ることができないまま、自分の力なさをそのたびに思わされてきました。
しかし今回の研修に寄せられた先生方からのコメントを見て、非常に勇気づけられた思いです。「尊厳」という視点を通して、先生方が日々の教育の現場で起こっていること、自分自身の視点など、深く振り返り、そこから一つの方向を目指そうという様々な思いが感じられました。先生方からの共感に、まさに力を与えられた思いです。
やっと、はっきりと具体的に共有できる共愛の教育の目指す方向性が見えはじめているように感じ、大きな力と励ましを与えられています。
共愛の教育の目指すところは、「尊厳」を理解し、大切にする思いを持った子どもたちを送り出していくことにあるのではないでしょうか。そして、それは、まさにキリスト教教育の目指すところですし、皆さんと協力して実現していくことのできるものだと思います。
今、いくつかのキリスト教学校の先生方、学生たちと、この「尊厳」をテーマにした聖書のカリキュラム作りを試みています。自分の聖書の授業にも取り入れ始めています。しかし、聖書の授業だけではなく、先生方の授業、クラス、生徒指導、相談とすべての分野において、この「尊厳」を深く心にとめた教育こそが、私たちの学校の大きな特徴、すぐれた点となっていけるのだと感じます。それは、本当の意味で、「平和をつくり出す人」を育てるということに関しての、私たちの具体的な取り組みとなるのではないかと感じています。
感謝を持って。(宗教主任)

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