共愛学園高等学校
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11月の聖句

学内教職員向けのメッセージです。

11月の聖句

「責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。」
コロサイの信徒への手紙 3:13

今月の聖句は、3章12節から愛についての教えが述べられている箇所の一部です。「あなたがたは神に選ばれ、喜ばれ、そして愛されているのですから」という言葉に続いて、「だから」と続けて今月の「責めるべきことがあっても赦し合いなさい」という教えにつながっています。
愛され、喜ばれているのですから、あなたがたも、同じように人と接しなさいということだと思います。つまり、愛されること、認められること、受け入れられることによって、人は、人を受容し、愛する力を身に着けることができるということではないでしょうか。
学園で生徒たちに愛の大切さをいくら頭ごなしに説いても、自分が愛されていること、認められていることを実感しないかぎり、彼らが人を愛することの大切さを心に備えることはできないと思います。
日々の生徒たちとの関わりの中で、私たちがなすべきこととは、生徒を愛すること、尊重すること、対等な人格として扱うことであるように思います。その時にこそ共愛学園が目指す「キリスト教主義教育」が実現するのだと思います。先生方おひとりおひとりに、そのことをいつも心に留めて、ご一緒に生徒たちの成長を見守ってくださることを願っています。
(宗教主任)

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