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聖書
- 2013.09.01
9月の聖句
愛によって歩みなさい。
エフェソの信徒への手紙 5:2
長い夏休みもあっという間に終わりました。先生方はお休みといっても、補習に部活にとお忙しかったことと思います。宗教部の活動は夏休みの前半に集中していましたので、後半は少し静かな毎日でした。
夏休みの最初は、何といっても修養会でした。同志社中学の桜井希(のぞみ)先生を迎えて、素晴らしい時間を過ごすことができました。今年の修養会は、生徒の参加も今までになく多く、中学生74名、高校生57名、教員32名の参加でした。
学校行事としての修養会を、毎年宗教部以外にも沢山の先生方が支えてくださって感謝です。お話しの時間も、その後のグループでの掘り下げの時間も、そして、楽しむ時には大いに楽しむという共愛の生徒たちの「のり」も、今までになく凄かったと思います。講師の桜井先生が最後に、「僕の学校でも、こんなに生徒たちが楽しめる修養会ができたらいいなあ。うらやましいなあ。」とつぶやいていたのが印象に残っています。
共愛の子どもたちが巣立っていって、一番心に強く残るのは、みんな一人一人が愛され、大切にされたという思いだと感じます。礼拝が好きな生徒、宗教行事が好きな生徒も沢山いますが、その土台は、一人一人が自分の居場所を与えられているということですし、それを作り出すのは、他でもなく、共愛の先生方一人一人であることは間違いありません。
今、学校の特色、「売り」について様々な試みがなされていますが、でも、言葉や数字で表現できない、この部分をしっかりとみんなで大切にしていく伝統を、教職員全員がしっかりと認識する必要があるのではないでしょうか。そのために、それぞれの立場から、協力してくださることを、心より願っています。 (宗教主任)