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ワールドカルチャークラブ 日独高校生オンラインスタディツアー参加しました

こんにちは!ワールドカルチャークラブです。

 

 ワールドカルチャークラブはその名の通り世界の文化や問題について考える愛好会です。

 

 この夏、部員3名(高校2年生)が、ぐんま日独協会様のご紹介で在日ドイツ大使館主催「日独高校生オンラインスタディツアー」に参加させていただきました!

 8月中旬の3日間、オンラインでアンネフランクの歴史を知り、ドイツの高校生と意見交換や質問をするとても内容の濃いスタディツアーとなりました。

 

 1日目はアンネの亡くなった場所から始まって自分達で問いを決めて答えを探す。 2日目はアンネの隠れ家を見て自分達で問いを決めて答えを探す。3日目でアンネの生まれた家を見るという、アンネの死から始まり生、これらを通して若い高校生たちがこの時代にどのように生きていくべきかを問われた日々でした。ブレイクアウトルームを用いて大学生スタッフの方が進行してくださってとてもスムーズに行われました。

このような貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

 

(ドイツ大使館様からご許可いただき、写真を掲載しています。)

三人の生徒たちの感想です。(抜粋)

Kさん 私は今回参加するまでとても緊張していました。 言語や教育方針などと違う点が沢山あるドイツの高校生と一緒にアンネ・フランクについて学ぶことが無事できるのかソワソワしていましたが、とても楽しく学ぶことができ、アンネ・フランクがしてきた辛い経験や、当時の収容所などと、日本ではあまり詳しく学ぶことのないところまで、丁寧に教えてもらいました。 そして、3日目には日本の教育とドイツの教育についてグループディスカッションで話し合う機会がありました。ドイツでは、年や上下関係なしに、意見を出し合っていること。日本よりもディスカッションをする機会が多いことを学びました。また、ドイツでは歴史に関してもそれぞれの意見を言い合うディスカッションをするということを知りました。 私はこの3日間で、沢山の知識と色々な人に出会いました。その後も連絡をしているドイツの高校生もいます。ドイツやドイツ語について教えてもらったり、日本や日本語を教えたりしています。この活動を通して、学んだこと、出会えた人を大切にしていきたいです! また、このような活動・機会があれば、参加したいです! ありがとうございました。

 

Yさん スタディーツアーはすごくすごく楽しかったです! ゲストの方からとても詳しくお話を聞くことができて伝記などの本には無かったことを知ることができました。そして2度とこのようなことがあってはならないと痛感させられました。お話を聞いた後にブレイクアウトルームに入り、ドイツの高校生とお話をしました。年齢や国籍、性別関係なく話せる空間でたくさんの議論をすることができました。またドイツと日本で考え方や戦争教育についての違い、価値観の違いがあったので沢山の意見が出て、「こんな考え方もあるな」、「こんな見方もできるな」と視野が広がりました。アンネの死から生という流れでスタディーツアーが行われたのですが、私だけでなくもっとたくさんの人に知っていただきたい話題でした。

 

Sさん 今回このツアーに参加してみて学べたことは沢山あります。まず、アンネ・フランクの生活の過酷さ、環境の悪さについて詳しく知ることができたし、アンネも今の私たちと変わらず部屋に好きなグループのポスターを飾っていたりしていた事から私たちと変わらない学生なんだと親近感も湧きました。そして、アンネ・フランクについて知ることだけでなく、ドイツの学生と交流ができたことが私は1番嬉しかったです。オンラインではありましたが、きちんと議論ができ、ドイツの学校生活についても学べました。ドイツの学生は、みんな自分の意見をきちんと持っていてそれを積極的発言していました。私もグループの中では自主的に手を挙げ発言をしましたが、全体で話を聞いている時は人数が多いから発言しずらいなと思ってしまいました。でも、ドイツの学生は人数が多い少ない関係なしにきちんと自分の意見を言っていて感心しました。私もその積極性を見習おうと強く思わせてくれました。 ツアー後もSNS で繋がることができ、連絡を取り合っています。ドイツの学生と繋がる機会なんて、留学に行かなければできないと思っていたので、ツアーに参加して本当に良かったです。またこのような機会があったら是非参加したいと思います!充実した3日間でした。

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