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学園生活
- 2021.11.20
第5回グローカルセミナー(外国を背景としている生徒による発表)
共愛学園中学高等学校では、一年で数回に渡ってグローカル・セミナー(略してGセミナー)を行なっています。
「グローカル」とは、グローバル(世界の様々な事柄)をローカル(地域で考えたり実践してみよう)を合わせた造語です。
今年度第5回Gセミナーは、「外国を背景としている生徒による発表」です。
最初は、英語科特進コース2年生の本間香欧里さん(スコットランド生まれ、12年間現地で生活)です。
流暢な英語の自己紹介で始まった発表ですが、エジンバラ城とその周辺、そしてなんともおいしそうなスコーンとイングリッシュ・ティーの動画を流し、あたかも散歩しているような気持ちになりました。またイングランド英語とスコットランド英語の違いを披露するだけでなく、現地の学校生活や2014年のスコットランド独立の投票に関するリアルな話、外国人として過ごしていくことのメリット・デメリットと日本の素晴らしいところを発表してくれました。
次に、普通科進学コース1年のデッカン・マネシャディ・レザくん(イラン)です。
レザくんもペルシャ語で挨拶をして、母国イランの紹介をしてくれました。
美味しそうなペルシャ料理や、現地の親せきに頼んで送ってもらったイランの街並みを映した動画、日本とは違う学校教育のことも知ることが出来ました。
レザくんのお父様はイラン・イラク戦争に従軍していたことがあり、戦争がいかに悲惨な状態をもたらすのかを当時の写真が表しています。
また日本での帰化問題や、日本がいかに良い環境であり、それは決して世界では当たり前ではないことを熱く語ってくれました。
二人とも、本当に素晴らしい発表をしてくれました。お疲れさまでした!!