共愛学園高等学校
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英語科特進コース2年 イングランド研修

英語科特進コースの2年生は、5月に全員で17日間のイングランド研修を行っています。ロンドンから1時間半のところにあるチチェスターカレッジで、午前は他のEUやアジアの国々から来た留学生たちとESLの集中講義を受け、午後は共愛生のみの授業が行われます。現地のお宅にホームステイをしながら、観光では、ロンドンやオックスフォードをはじめとする歴史的に有名な町を巡ります。

○出発式~イングランド到着
出発の日の朝は、出発式にて保護者の方々や先生方に見送られ空港へ向かいます。約12時間のフライトを経て、ヒースロー空港に到着。専用バスでチチェスターへ向かい、約3週間お世話になるホストファミリーと対面します。

 

 

○生徒の学びの場 チチェスターカレッジ
チチェスターカレッジは英語教育に力を入れており、British Councilが優秀な教育機関に贈る最優秀賞であるBeacon Awardを連続して受賞しています。現地の先生、生徒、留学生から、英語のみならず多くの刺激を受け成長する機会となります。
 

 

カレッジの初日には、他国からの留学生とともに体を動かすアクティビティを楽しみます。

*生徒たちの研修地チチェスターは、「イングランドで最も愛される町 第3位」に選ばれており、緑が多く治安の良い素敵な町です。3世紀頃にローマ帝国が築いた町を囲む城壁が、今も現存しています。

○チチェスター大聖堂
街のシンボルになっている大聖堂は11世紀末から創建され、シャガール作成のステンドグラス、作曲家ホルストの眠る場所としても有名です。

 

観光は半日、もしくは一日をかけてじっくり行います。事前に授業や各自の調べ学習で学んだことをもとに、実際の場所をたずねて歴史に触れられる内容となっています。
○アランデル城

カレッジから10分程度のところにある、ノルマンクエストまで遡る歴史を持つ城で、現在も末裔が住んでいる貴重なお城です。

○ブライトン(ロイヤルパビリオン)

ブライトンにあるロイヤルパビリオンは、外観はインド・イスラーム風、内観は中国風という独特なつくりをしています。

○オックスフォード
オックスフォードでは、ハリー・ポッターのロケ地でもあるクライストチャーチ、ため息橋、自然史博物館などの名所をめぐります。

 

○ロンドン
ロンドンは1日観光で訪れました。天気に恵まれ、ビッグベンがきれいに映えています。

名物フィッシュ&チップスも堪能します。イングランドの食事はとてもおいしく、食事に困ることはほとんどありません。

大英博物館にて、ロゼッタストーンや古代エジプトのミイラを鑑賞しました。ガイドさんが解説をしてくださいます。

○ポーツマス(HMSヴィクトリー)

ポーツマスにはアウトレットモールがあり、おみやげ探しも楽しめます。ネルソン提督の船・HMSヴィクトリー号の内部は入る価値ありです。

○ウィンチェスター(ウルブジー城)

もともとは司教の宮殿で、今は廃墟となっていますが、丁寧な説明版が当時を思い起こさせます。

○ハンプトンコート宮殿
 今回の研修の最後を飾ったのは、ヘンリ8世の城としても有名、多くの歴史が眠るハンプトンコート宮殿です。ベルベットのマントとオーディオガイドを借りて、いざ出発!

 

○帰国。お世話になったホストファミリーとの別れは寂しくもありますが、教えていただいたことを今後の励みにすることを約束して、日本へ帰ります。

 

17日間という長い期間、イングランドで学ぶという経験を通して、生徒たちは英語力を伸ばすだけでなく、人間としても自立し大きな成長を遂げます。異国の文化や生活、歴史上の人物をすぐそこに感じることが出来る、充実した研修内容となっています。
                              英語科特進コースより

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