共愛学園高等学校
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第4回Gセミナー ワールドカルチャークラブによる発表

共愛学園中学高等学校では、一年で数回に渡ってグローカル・セミナー(略してGセミナー)を行なっています。

「グローカル」とは、グローバル(世界の様々な事柄)をローカル(地域で考えたり実践してみよう)を合わせた造語です。

今年度第4回Gセミナーは、「ワールドカルチャークラブによる発表」です。

 

ワールドカルチャークラブは2010年に創部された高校生のみで構成される愛好会です。

活動日は週1回だけですが、部員がそれぞれで設定したテーマをパワーポイントを用いて発表し、夏休みなどの長期休みの時に校外研修に出かけています。

 

今回は、クラブの紹介と、7月に行われた「大泉町ブラジルタウン訪問報告」、「世界のトイレ事情と生理事情」の2本立てでGセミナーの発表とさせていただきました。

 

まずは「訪問報告」、「大泉町について」そして「移民問題」について各担当者が丁寧に発表しました。

発表の際に使用した写真は、大泉町観光協会様からいただいたものもあります。訪問の際も大変お世話になりました!

 

西小泉駅のカラフルな色遣い、インターナショナルな街並み、平野パウロ様の講演や美味しいブラジリアンランチ、チーズ工場見学などの紹介をしました。

また、大泉町にある共生のためのセンターについてや日伯学園のこと、そして移民問題は歴史を考えることでより深く知ることが出来たと思います。大泉町の現在の様子を知ることは、今後ますます多文化社会を迎える日本の未来を知ることに繋がります。

 

今日は高校2年生が礼拝堂に集う日です。他の学年、中学生は各教室で視聴です。みんな真剣に、うなずきながら聴いてくれました!

 

続いて、「世界の人たちが笑顔で暮らすために」というタイトルで世界のトイレ事情・生理事情についての発表です。

まず、世界の色々なトイレについて紹介です。国が変わればトイレも変わる、当然のことですが新鮮な気持ちで聴く生徒も多かったです。

生理についても、ユーモアを交えつつよくポイントを押さえてどの世代にもわかりやすい発表でした。

 

 ありがとうございました!!

生徒の感想の一部を紹介します。

・いろいろな町のことが知れて凄く楽しかったし自分も行ってみたいなと思いました。また大泉町に自分も行って沢山のことについてお話を聞きに行きたいなと思いました。

・大泉町のブラジルタウンの話は初めて聞いて、自分の町だけでなく、群馬全体で外国人への配慮をしている且つ、文化に関しても外国人のものもあるということを知って外国人との共生が進んでいることを改めて感じた。

 

・トイレは世界の食べ物や文化のように様々で、トイレットペーパーが補充されて いないトイレや、とても小さいトイレなど、たくさんのトイレがあることが 分かりました。様々なトイレの問題でたくさんの人が病気になってしまうという事にビックリしました。

・世界にはトイレがない環境で育っている子供たちもいるかもしれないので、大人になったらそのような子供たちを守れるような活動をしていきたい。 男子だから関係ないと思っていました。ですが外国では生理中の女性を物置においてしまうという残虐な行為を見て、自分達にも関係あることを学びました。

 

 

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