受験生の皆様へ
2025年度高等学校入試試験範囲等について
【国語】
〔学特入試〕現代文分野の大問(評論または実用的文章の問題、文学的文章または随筆の問題)を2題出題する。
〔一般入試〕 学特入試と同じ
ポイント
現代文分野では評論か実用的文章の問題と、文学的文章か随筆での問題、計2題が出題される。
評論や実用的文章の問題では、漢字の読み書きをはじめ、読解力の基礎を確かめるための指示語・接続詞・言い換えの表現などを問いながら、著者の主張に迫る設問へと続く。文学的文章か随筆の問題では、登場人物の言動や情景描写などから、登場人物の心理をつかむ設問や、その場面の主題に迫る設問へと続く。
合計100点のうち、漢字や語句の意味など知識を問う問題が約4割、文章の内容を読み取る問題が約6割の配分で出題される。総じて2024年度入試と同様の出題形式となっている。
【数学】
学特入試、一般入試とも傾向は同じです。難易度に差はありません。
最初の計算問題は10題で40点分の配点となっています。正負の数の計算、文字を含む四則演算、根号を含む式の展開、展開、因数分解、方程式(解の公式)、連立方程式などは毎年出題していますので落ち着いて解くようにして下さい。
2番以降は、「方程式」、「関数」、「図形」、「場合の数・確率」、「データの活用」、「総合問題」の分野から出題します。
ただし、中学3年生の後半に学習する「円の性質」、「三平方の定理」、「標本調査」は出題しません。
問題量が多いので解ける問題から解くように心掛けましょう。最後に、入試では問題用紙に書いた解答と解答用紙に書いた解答が移し間違っていたり、解答欄を間違えたりしないように気を付けて下さい。
【社会】
2025社会入試問題出題範囲とポイント
【理科】
実験や観察の問題が多く出題されます。教科書に掲載された実験や観察はよく復習をしておいてください。
・物理分野 音・光・力・電気・仕事に関する分野で,計算を必要とする問題も出題されます。また,実験や観察から得た情報を読み取ったり,考えたりする問題も出題されるので,教科書にある実験や観察,その中で使用する機器の特徴,導き出された定理や法則をよく理解しておいてください。定理や法則の名前だけではなく,その内容まで充分に学習しておきましょう。
・化学分野 状態変化,化学変化,原子や分子,物質の性質に関する分野で,教科書にある実験や観察の操作や結果,注意点などを理解しておいてください。また,実験や観察でわかる物質の性質,教科書に載っている原子や分子の元素記号や化学式,そして,化学反応を表す化学反応式も書けるように学習しましょう。
・生物分野 植物や動物やヒトのからだ,生物同士のつながりといった,いわゆる生命体に関する分野で,それぞれの動植物全体を大きくとらえての共通した特徴,異なる特徴を整理し,系統的に理解しておいてください。また,動植物の特徴ある部分のはたらきや,その必要性についても学習してください。また,よく使われる観察や実験,試薬や溶液についても,充分に復習しておきましょう。
・地学分野 地層・火山・地震,気象に関する分野で,最近話題になった事象や発生した現象についての問題が出題されることが多いです。また,計算問題が出題されることもあります。なお,惑星や星座などの天文分野については,中学校での教科指導の進捗を考慮して,学特入試・一般試験とも出題範囲から除外します。
全体的に,教科書を中心とし,単なる丸暗記ではなく,自分の言葉で説明できるよう準備することが必要です。また,教科書に太字で書かれているような用語については,漢字で書けるように学習しておきましょう。
【英語】
◇学業特別奨学生入試(英語科・普通科共通問題。一部、科別問題を含む。リスニングは共通問題)
時間配分 Listening → 約10分(放送は1回のみ)
Writing → 約40分
配点 Listening → 20%
Writing → 80%
問題形式 Writing(共通) ・文法問題 ・会話問題 ・長文問題1題
(別問題・普通科) ・文整序問題 ・単語の定義
(別問題・ 英語科) ・語彙問題(時事問題)・単語の定義
◇一般入試 (英語科・普通科共通問題。一部、科別問題を含む。リスニングは共通問題)
時間配分 Listening → 約10分(放送は1回のみ)
Writing → 約40分
配点 Listening → 20%
Writing → 80%
問題形式 Writing(共通) ・文法問題 ・会話問題・長文問題1題
(別問題・普通科) ・単語の定義 ・語彙問題
(別問題・ 英語科) ・単語の定義 ・語彙問題(時事問題)
(注)10月1日現在の予定です。若干の変更の可能性もあります。
学特入試・一般入試ともに中学校の学習内容に加えて、発展的内容も問われます。中学の教科書の基本的事項(単語・熟語・文法)はもちろんですが、応用力も身につけておいてください。長文問題では内容把握を中心に出題されます。時間内に解き終わるように、長文読解力もつけておきましょう。
2025年度入学試験におけるインフルエンザ等への対応について
本校では、2025年度の「推薦入学試験」及び「学業特別奨学生入学試験」におけるインフルエンザ、新型コロナウイルス感染者、生理による体調不良への対応を下記のとおりとさせていただきます。体調不良による発熱等は追試対象とはなりません。
記
1.追試験日
・「推薦Ⅰ期入学試験」 → 「推薦Ⅱ期入学試験」 2025年2月1日(土)
・「学業特別奨学生入学試験」 → 「一般入学試験」 2025年2月1日(土)
※「一般入学試験」は、追試験を実施いたしません。 「推薦Ⅱ期入学試験」、「推薦Ⅲ期入学試験」に付きましては個別対応といたします。
2.追試験対象者(次の(1)~(3)の条件をすべて満たす出願者)
(1) 上記の入学試験に出願している者
(2) インフルエンザ、新型コロナウイルスの罹患、生理による体調不良により入学試験を受験することができない者
(3) 加療期間を明記した医師の診断書を提出し、追試験受験許可書を交付された者(生理による体調不良の診断書は必要ございません)
3.申請手続方法
(1) 中学校より、出願者がインフルエンザ、新型コロナウイルスの罹患、生理による体調不良により入学試験を受験することができない旨を、本校へ電話でご連絡下さい。当該試験日の3日前から試験日当日まで追試験申請受付を行います。
① 試験日当日 8:00~8:30 Tel 027-267-1000
② 〃 以前 8:30~15:00 Tel 027-267-1000
(2) 電話連絡後、「診断書」及び「受験票」のコピーを本校へFax送信して下さい。(生理による体調不良の診断書は必要ございません)
Fax 027-267-1001
(3) 1月17日(金)15時までに「診断書」(原本)を本校へ提出して下さい。(生理による体調不良の診断書は必要ございません)
(4) 本校から中学校へ「追試験受験許可書」及び「追試験受験要項」をお送りいたしますので、お手数ですが受験生にお渡し下さい。
(5) 受験生へは、追試験日当日「受験票」及び「追試験受験許可書」を持参し、受験されますようご指導下さい。