共愛学園高等学校
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第4回 グローカルセミナー

共愛学園中学高等学校では、一年で数回に渡ってグローカル・セミナー(略してGセミナー)を行なっています。

「グローカル」とは、グローバル(世界の様々な事柄)をローカル(地域で考えたり実践してみよう)を合わせた造語です。

今年度第4回Gセミナーは、外国を背景とする生徒による発表です。

まず一人目は、昨年度9月から今年度8月までイタリアに留学していた英語科特進コース2年生に在籍する伊藤唯羅さんです。

イタリアの歴史や美味しそうなイタリア料理、そして現在の日伊関係についても紹介していて、とても充実した留学生活を想像することができます。最後に簡単なイタリア語レッスンもしてくれました!

留学前までイタリア語は話せなかった伊藤さんですが、現地では色々なことに挑戦し少しずつ体得できるようになり、数か月後にはイタリア語に慣れ親しむことが出来たそうです。

二人目は、この9月から11月末までドイツから日本に短期留学として在学しているブリュック聖治さんです。

まずドイツの歴史や現在の難民受け入れに関する課題、環境対策、そしてドイツといえばサッカーが有名!ですが、出身のフランクフルトにあるスタジアムの熱気あふれた映像も披露してくれました。

共愛では授業も積極的に取り組み、部活動にも所属して充実した毎日を送っているそうです。

 

生徒たちはお二人のプレゼンを熱心に聞き入ってました。生徒の感想を一部紹介させていただきます。
伊藤さんとブリュックさんの話を聞いて初めは何でイタリアに留学したのか、なぜ、日本に来ようと思ったのか疑問だった。アメリカやイギリスなら英語が上達できるのに…
自分は留学について悩んでいる時があった。第一の問題は語学でもお金でもない。自分がそこで暮らしていけるかという生理的なものだ。
十年以上同じ場所で生き、同じように暮らし、これまでの生活から切り離すことは容易ではない。周りに流されない強い意志を持っていることがそれぞれの国について話している様子から伝わった。英語だけが留学ではない。自分がどうしていろいろな国に行きたいと思ったいたのか思い出すことができた。(高校1年生男子)

私は元々外国に興味があり、行ってみたいという思いもあったので、今回のGセミナーをとても楽しみにしていました。
イタリアに留学した伊藤さん、ドイツからの留学生のブリュックさんのお話しは初めて知ることが多く、とても興味深いものでした。特に印象に残っているのは、ドイツでは路面電車が通っていることや、イタリアの学校では試験が筆記ではなくスピーキングで行われているということです。また、ドイツでは環境を特に大切にしていることを知りました。ペットボトルのリサイクルの方法はとても驚きで、ぜひ日本でもその政策を行ってほしいと思いました。
このように日本の生活とは違うところがたくさんあり、お話しを聞いていてとても楽しかったです。
私は今回のGセミナーを通してより外国に行きたいという思いが高まりました!(中学2年生女子)

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